ウルトラ作戦◯◯号

映画の感想を中心に日々のことをつらつらと書いていきます。

『ワイルド・スピード EURO MISSION』が妙にアツい映画だった話

最新作の評判とスピンオフ計画の噂とか色々聞いてるうちに気になって、去年ついに手を出した"ワイスピ"。

Amazonプライムのおかげで『MEGA MAX』まで観て、こないだ全作追加されたので久しぶりに進めてみた。

 

ワイルド・スピード EURO MISSION  (字幕版)

 

 

『MAX』以降、「これが最高傑作なのでは…?」と毎回思わされてる。

ブライアンとドミニクが合流して以降は、ファミリーの役割と使い方がハッキリしてきてガッチリ面白い!

積み上げてきたもののおかげで最強チームに全くの違和感がないのが素晴らしい。

 

ダイナミックさもバカバカしさも増し増しになってるけど、もう6作目ともなれば特に気にならない。

なんならあの小さい町での攻防からの歴史がちゃんと機能してるから侮れない。

ただの愛すべきバカ映画に収まらない見所がちゃんと見えてきた!さすが、長寿シリーズである。

 

 

 

ロック様演じるホブスがカッコいいなぁ。立場に囚われない判断と行動が云々…もそうだし、単純にロック様がイカす。

ムキムキマッチョマンにドミニクがボコボコにされてる時に駆けつけるのはあまりに頼もしくて笑ってしまった。

 

終盤はそれだけじゃなく、レティとやりあうためだけの屈強女戦士が裏切るとか、ローマンがワイヤー命中させるとか、吹っ飛ばしF1カーVSブライアンとか…押さえるところ押さえられてグッとくる。

機首から飛び出してくるドミニクなんて完全にわかってるのにアツいからすごい。

場面場面の魅せ方も上手だからボケーっと観ててもしっかり楽しめるのがいいところ。

 

 

 

ハンが『TOKYO DRIFT』で死ぬからジゼルが死ぬのはしょうがないかしら。しかしハンもここまで魅力的なキャラクターになるとは…なんて思ったらハンは殺されていた!しかもステイサムに!

なるほど、ステイサムならファミリーを正面から相手に出来そう。最後まで楽しめる素敵なサプライズだった。

今となっちゃただのスピンオフ扱いにしてもいいのに、『TOKYO DRIFT』をここまで拾い上げる姿勢は、やっぱりファミリー意識なのかと少し感動すら憶える。

 

 

 

とりあえずあと2作をしっかり観て、今後の展開に備えよう!劇場で観たい作品が増えるのはなんだか気持ちがいい。