『ファンタスティック・ビースト 黒い魔法使いの誕生』の繋ぎ感が凄かった話
そういや観てました。
噂のファンタビ。
『ハリー・ポッター』もドンピシャ世代だし、前作も割と楽しんでたのでノリノリで観に行きました!
結果としてまあ…
「繋ぎ」の映画だったなと。
前作はまさに「ファンタスティック・ビースト」らしく、魔法生物のドタバタとその裏に潜むグリンデルワルドの陰謀…とまとまりも良く進んで行った印象だったけども、
今作は「グリンデルワルドがついに動き出した…!」って事実を2時間かけて描くというのっぺりした展開に感じました。
なんとなーくの持論として、
シリーズ全体で1〜10のもの描くとして、
たとえ2〜4くらいの展開を想定していても、
一本の映画としての1〜10は担保するべきだと思ってるんですよね。
その点今回のファンタビは完全に全体の物語の2〜4に徹していたなと。
もちろん、ファンとしては楽しい部分もたくさん!
若きダンブルドアだってワクワクはするし、
レストレンジ家の秘密も分かったし、
ニコラス・フラメルもかっこよかったし、
魔法生物や魔法世界の描写も細かくて、そういう世界観としての面白さは手堅かった。
さすが「ハリー・ポッター魔法ワールド」!(未だにダサいと思ってる)
とはいえ5部作予定ということで、今回までは動物ドタバタ色を強くしても良かったかな〜という率直な感想です。
快活なエンタメでもなければ、結構ファン向けの要素も大きくて、一般層の観客は楽しいのかしら…と少し気になりました。
最後のクリーデンスの新事実も…びっくりしたけど!
しっかりまとめてこそのクリフハンガーでしょ!
別にそこでびっくりさせなくても!
と劇場を後にしました。
ごちゃごちゃ言ってますけどまあ…
ジョニー・デップがカッコよかったからなんでもいいんですけどね。
いやーずるい。
俳優パワーだもの。
悪役として雰囲気もあってかっこいいんだもの。
いずれジュード・ロウvsジョニー・デップの魔法決闘があると思うだけで、胸の高鳴りが抑えきれない。
と、言うわけで
次回作もノリノリで観に行くことでしょう。
よりトーンが暗くなるらしいけど…
こっから3作ともダークってそれ相当根気よく観なきゃじゃない?って思ってます。